ライブタウン
TOP > ライブなコラム > やさしい化粧品の話 1こんにちは、ゲストさん
投稿したお店
髪工房 かみや
理容・美容の両方の資格技術を持ちあわせたお店!

性別はもちろんのこと、年齢層も幅広く対応していますので、
遠方の方々やお子様連れのお客様まで、いろんな方に大人気!
また高い毛髪知識を頼りに、相談に来られるお客様も多数!

スタッフ全員が子育て奮闘中のパパ・ママさんたちですので、
髪の悩みのほかに、...
コラム一覧
ライブなコラム
ジャンル:  美容・健康
やさしい化粧品の話 1
僕が美容師になり化粧品の勉強をはじめて10年になります。
シャンプーが合成洗剤であり、バリアゾーンを壊していろいろな化学添加物を皮膚に入れてしまう事、そしてシミやシワの大きな原因になってる事は今でこそ知られていますが、当時は見向きもされませんでした。  一方このようにして増えた化粧品公害が消費者の反発をまねき、添加物に対する批判や自然化粧品の流行を生みました。
化粧品の原料には油脂や石鹸が欠かせませんが、これらはみな酸化や腐敗しやすいので添加物が必要です。そこで大手などの化粧品業界は巧妙な手段を用いました。    油脂の代わりに合成樹脂、石鹸の代わりに合成洗剤を使えば酸化防止剤も防腐剤もいらない事を利用したのです。合成洗剤や、合成樹脂は表示義務がないので「無添加です!」「自然化粧品です!」と宣伝できたのです。
粘り気はあるが油を使っていない乳液やクリームは水溶性の合成樹脂、ウォータープルーフのファンデーションや濡れた唇の口紅は水に溶けない合成樹脂の応用です。
こうして今、女性の多くは合成洗剤の洗顔フォームで洗顔し、合成樹脂製の乳液をすりこみ、合成樹脂製のファンデーションや口紅を「落ちないし、仕上がりもきれいだし」とよろこんで使っているのです。
化粧品のサンプルを使ってみると、しっとりと皮膚が潤います。一見、若返ったような気がするでしょう。「植物のうるおい成分」などの説明書を見ると「なるほどね~」と思うに違いありません。
しかし、皮膚が求めている最高のクリームは皮脂です。その皮脂はベトベトしてて気持ちが悪いのです。合成樹脂なら刺激がなく、かぶれない化粧品をつくれます。しかし皮膚の環境は汚染されて、皮膚はますます弱くなります。すると一生、無刺激の合成製樹脂化粧品しか使えない皮膚になってしまいます。
想像してください、新聞紙を水で濡らして乾かしたら元にもどりますか???
2008年07月11日(金) | 髪工房 かみや