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宮崎のなっちゃん
なっちゃんが行く
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
今回は、宮崎県内にある、様々なレストラン店の若手シェフの集まり『シェフ会』の
取材に行ってきました。

『シェフ会』とは・・・?
基本は30代の若手シェフの集まりで、宮崎県民や他県を含む全国のお客様に
外食をより楽しんでいただけるように、お互いのお店同士が切磋琢磨出来るように
さまざまな情報を交換する場として、定期的に開催されている会のことを言う。

立ち上げ当初は、尾畑さん(ラポール・ド・クニトミのオーナーシェフ)
山本さん(元ビストロ・コダマ、現ステッサのシェフ)、高橋さん(ヴァンダンジュのシェフ)の
3人から始まり、現在は十数名まで、賛同メンバーが広がっていってるそうです。

お店に来てくださる全てのお客様に、
「よりもっと美味しいものを!」、「よりもっと楽しく、喜んでもらえるように!」
ってことを常に考えながら、お互いの持ってる腕前や知識・情報を交換しながら、
宮崎を盛り上げ、さらには全国へ広げるために!!と・・・


◇ 『シェフ会』の会場と参加メンバー ◇
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
毎回開催されるお店は、
参加メンバー内のお店から選び、費用は会費制で行われ
時間は皆さんの仕事が終わってからなので、
当日は午後11時からの開始となっていました。

今回選ばれたお店は
このライブタウンに掲載中でおなじみの「らんぷ亭」です。
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
参加者が集まる前に下ごしらえをする、
オーナーシェフの「藤澤 賢二」さん
営業が終わってからなので、休む間もなく再びお仕事!

お客さんが、全員シェフとあって、
普段より数倍力が入ります!
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
午後11時過ぎごろにようやくメンバーが揃い、
全員ではないですけど、とりあえず乾杯!!

まだ仕事で間に合わない方も数名・・・

宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
参加メンバーは、
<写真右>
開催店の『 らんぷ亭 』のオーナーシェフ藤澤さん
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
<写真左>
シェフ会立上げメンバーの
ラポール・ド・クニトミ 』のオーナーシェフ尾畑さん

次の日が、朝からケーブルテレビの取材⇒
昼間のランチ⇒母校の本庄高校で進路指導という
ハードスケジュールで、朝から準備が忙しいので、
挨拶だけの参加となりました!

<写真右>
『 PILAW∴ 』のオーナーシェフ川口さん

PILAW∴(ピロー)
宮崎県宮崎市新別府町前浜1401-254
tel:0985-29-4091
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
<写真左>
洋食家 樹 』のチーフシェフ冨田さん

次の日は、店休日なので、ゆったりとくつろいでいました!

<写真右>
『 創作居酒屋 Pecco 』の染谷さん

創作居酒屋 Pecco(ペコ)
宮崎県宮崎市高松町3-2 ユタカビル 1F
tel:0985-27-6106
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
リストランテ キャンティ 』のオーナーシェフ熊谷さん

イタリアで修行時代に体験した、
現地でのお祭りの話で盛り上がってます!
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
『 Villa cafe SOLEIL 』のシェフ田中さん

Villa cafe SOLEIL(ビラ カフェ ソレイユ)
宮崎市新別府町前浜1401-318
tel:0985-24-3301

何気なく、家に置いてあったワインを持って来たら、
それがかなり大好評だったので、ちょっとびっくり気味!
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
『 イタリア料理 アクアミネラーレ 』の
オーナーシェフ関谷さん

イタリア料理 アクアミネラーレ
宮崎県宮崎市橘通東2丁目6-5
tel:0985-29-8943‎

仕事が遅かったのか、後半からの参加でした。
普段は料理の本ではなく旅行雑誌や
旅番組が料理のヒントになると語っていました。
その人の現地での体験談や、使われてる素材や時期が
明確に分かるからだそうです!
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
『 宿泊・ドライブイン 大海 』の谷川さん

伊勢えび・活魚・磯料理 大海
宮崎県日南市大字宮浦568-1
tel:0987-29-1308

次の日が店休日で、当日は市内で宿泊なので
ちょっと気は楽だけど、メンバーを見ると
年齢的に一番若いので、かなり緊張気味でした・・・・
◇ シェフ会の料理メニュー! ◇
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
黙々と料理を作る藤澤さん

撮影は「洋食家 樹」の冨田さん
かなりイイ感じに撮れてますねぇー。

料理人も芸術家!
そういった才能を持ち合わせてるのですかね・・・・
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
まずは『ナスのスープとヤリイカのマリネ』

ナスは地元宮崎の佐土原ナスを使用
スープの柔らかい感触の中に
ヤリイカの歯ごたえが、うまく融合しています。

この後に『ハモとマツタケのコンソメ』がありますが、
あまりの美味しさに写真を取り忘れてしまいました...
すみません(←なっちゃん)
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
お魚料理は
『シタビラメのムニエル ケッパーのクリームソース添え』

神戸の明石産シタビラメを使用、
神経抜きの処理がされています。
獲れたてで神経抜きをすると、
鮮度が保たれより美味しく食べる事が出来るのです。
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
お肉料理は
『バスク豚のロースト ゴルゴンゾーラソース添え』

フランスのバスク豚を使用し、かなり柔らかく、
脂身も全然油っぽさがない感じで仕上がっています。
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
ちょっと気合を入れて今日の料理に使用した
バスク豚の生肉を見せていただきました。

シェフの皆さん曰く
「このお肉は、結構調理が難しくて、
柔らかくてしっかり肉の奥まで味をつけて、
さらにこの色見を出すのは、なかなか出来ないね!」
藤澤さんの腕を絶賛されてました!
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
フランスのバスク豚は、スペインのイベリコ豚同様に
人気の高いブランドを持っており、
一度は絶滅の危機に陥り、養豚家の方々の努力で、
今では少しずつ増えてきている、とても貴重な豚です。

肉質はとても柔らかく、脂身も絶品で
クセがなく、滑らかで、とてもナチュラル
一度食べたら他の豚肉は食べれなくなるくらい美味です。
◇ いよいよシェフ会の始まりです ◇
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
はじめは何気ない普段の会話で盛り上がっていましたが、
段々内容は、深いところの話に・・・
やはり、行き着くところはそこになりますね!

材料のことになると、仕入れ場所や品質の事など、
意外に身近な場所で買われてたり・・・・
他にも機材や料理方法など、いろいろ試したりして、
感じた実体験や、味わったことなど、そういった情報を、
惜しげもなく皆さんと情報の交換をしています。
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
料理が出てくると、皆さんの目は一瞬にして変わり、
ゆっくりと味と素材を確かめながら、味わっていました!

ふと、口を開いた時には、使われてる素材の事や、
調理方法などを、的確にズバズバと当てていく光景が!

そういった皆さんの意見を元にして、
自分の個性と試行錯誤しながら
それぞれのお店のオリジナルに繋がってるようです。
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
Peccoの染谷さんが仕事の途中に飛び入り参加!
改めてみんなで乾杯!

当日出された飲み物は全てワインで、
みなさんが各々おススメを持ち寄った物です。

そこでいきなり、ワインの品評会が始まりました!
あまり詳しくない取材班は、非常に勉強になりました。

飛び交う言葉は、地名?材料名?機材名?なのか・・・
専門用語のオンパレードで、ほとんど理解不能!
毎回、聞いて説明されるのも申し訳ない感じでした...
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
材料や機材などお仕事の話が、一段落すると・・・
次のお題は、修行時代の体験談で盛り上がりました。

それぞれ皆さん、今のお店で自分の腕前を
振るっていらっしゃいますが、
現在に至るには、国内あるいは海外でいろんな体験を
されてきています。

各地の人々との交流や文化を感じる事で、
料理にもその想いが伝わるものですね!
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
時間が経つにつれ、より深い話題になっていき・・・
マイホームや家族の事や趣味の話になってきました!

この辺の内容になると、今までの雰囲気とは違って、
それぞれの人柄や普段の生活感が垣間見えて、
私たちにも聞きなれた会話なので、
普通の居酒屋で飲んでる男たちの感覚ですね!
宮崎の外食産業を担う若手シェフの集まり『シェフ会』に潜入!
さらに時間は過ぎて、
気がつけば夜中の2時を回っていました!

ワインを飲む手も一向に止まる気配も無し!

それでも、皆さんの会話は止まらず、
一体いつになれば終わるのだろう・・・・・・